令和6年度 第3回アンケート「移動天文車きらら号について」アンケート結果

1 テーマ・趣旨

移動天文車きらら号について

四日市市立博物館では、子どもから大人まで多くの人に実際の宇宙の姿を眺める機会を提供するため、口径20cmの天体望遠鏡を載せた移動天文車きらら号を運行し、市内で星空観望会を実施しています。
この「移動天文車きらら号」について、より市民に親しまれる移動天文車のあり方を検討するため、市民の皆さまの認知度やご意見をお伺いしました。

2 実施時期

令和6年10月16日(水)~29日(火)

3 調査方法

モニターとして登録していただいている皆さんを対象に、インターネットを通じて回答していただきました。

対象者数(アンケート案内メール送信者数) 609名
回答者 281名 回答率 46.1%

4 担当課

四日市市立博物館

5 調査結果について

グラフデータの小数第2位を四捨五入していますので、割合の合計が100%にならない場合があります。
自由記述などの文章は、回答のあった原文のまま掲載しています。

問1.登録時に発行されたユーザーIDとパスワードを入力してください

回答者のユーザーID、パスワードをお答えいただきました。

問2.あなたの性別に当てはまるものを次の中から1つお選びください

問3.あなたの年齢について、次の中から当てはまるものを1つお選びください

問4.移動天文車「きらら号」を知っていますか

【考察】
きらら号のことを「聞いたことがあり、どんなものか知っている」、または、「聞いたことがあるがどんなものか知らない」と答えた人は73.6%と約3/4の人が聞いたことがあるという結果になりました。現在のきらら号が運行を始めて30年以上が経過し、市民にある程度認知されていることが確認できます。
一方で、「聞いたことがあるが、どんなものか知らない」という人が、聞いたことがある人のうち4割を占めることから、きらら号の活動について、周知を図る必要があります。
また、PR活動を充実させるだけでなく、博物館主催の観望会のような公開観望会を市内各地で行うような工夫も必要であると考えます。

問5.知っていると答えた方にお尋ねします。きらら号を利用されたことはありますか

【考察】
きらら号を知っている人の中で「利用したことはない」と答えた人は、55.6%で半数を超えました。また利用した人の中で「博物館主催の観望会や学校で利用した人」と「地域のイベントなどで利用した人」は、同程度の割合で差は見られませんでした。利用経験のない人へ利用機会を確保できるよう、例えば、参加しやすい開催日時の聞き取りや、交通の便が良い場所での観望会の開催、さまざまな媒体での観望会の告知などをすすめていきます。

問6.きらら号で見てみたいものはどのようなものを期待しますか

【「その他」の具体例】※原文ママ

  • 天の川
  • よく覚えていないくらい昔
  • 流れ星
  • きらら号は見たことないです
  • 今のところはいい
  • わからない
  • 利用はしていない
  • 流星
  • 簡単な星空
  • アトラス彗星、彗星や流星群
  • 彗星
  • 特になし
  • 彗星など
  • 彗星
  • 流星群
  • 天の川
  • よくわかりません
  • 衛星
  • 特になし
  • 火星が居住地となり得るのか

【考察】
「きらら号で見たいもの」は上位から土星の環、月面のクレーター、太陽のプロミネンス・黒点でした。その時話題の天文現象が特に人気で、多くの人が興味を持っていることが伺えます。また、理科の授業で習うような惑星や衛星にも一定数需要があり、そういった天体を見てもらうことは学び直しにもつながるため、より天文分野に興味を持ってもらえると考えます。
市民のニーズをくみ取りながら、身近に天文分野を感じてもらえるようきらら号の運用を行っていきます。

問7.お住いの地区にきらら号が来た場合、どの時間なら利用しやすいですか

問8.きらら号は全国に10台程度しかない貴重な天文車です。これからも将来の子供たちへ学習機会として活用し、四日市の星空を見るものとして残したいと思いますか

【考察】
きらら号が利用しやすい時間帯は「夜間」が53.0%と半数以上、次いで「午後」28.1%、「午前」18.9%となりました。「これからも将来の子供たちへの学習機会として活用し、四日市の星空を見るものとして残したいか」という問いには「はい」が95.0%という高い回答率となりました。身近な天文学習の場として、天文車へのニーズが高いことが改めて確認できました。

問9.現在のきらら号はCNG(圧縮天然ガス)燃料を利用した車で、運行を始めてから30年が経とうとしています。もし次にきらら号を作るとしたらどのような車種がいいですか

【考察】
「もし次にきらら号を作るとしたらどのような車種がいいか」という問いについては「特にこだわらない」が42%でしたが、EV車とハイブリッド車の計が半数を超えたことから、より環境に配慮した車種での更新を期待されていると考えられます。

問10.その他、きらら号に関してご意見があれば、お書きください(自由記述)

お答えいただいたご意見は、こちらからご覧ください

【考察】
肯定的な意見としては「機会があれば是非利用してみたい」、「子どもたちのために役立ててほしい」などといった声がありました。一方で広報活動の不足を指摘する声が多くありました。また、費用対効果についての指摘もありました。

結果

今回のアンケートでは、認知度はあるがその活動内容が十分周知されていないという結果が出たため、さらなる広報活動が必要であることが分かりました。また、「将来の子どもたちも含めて利用させてあげたい」という声が多いこともわかりました。一方で、費用対効果の面から、否定的な意見もありました。
総括としては、多くの人がきらら号の更新については肯定的な意見を持っていて、期待を寄せていただいているといえそうです。活用の機会を確保するため、運行スケジュールの広報をより強化したり、子どもに限らず幅広い世代が参加しやすい企画を検討したりするなど、工夫をしながら、貴重な体験を提供できる全国でも珍しい天文車を有効活用していきます。
また、これらの結果をきらら号の更新に向けた検討に活かしていきます。